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同じ高校1年生なら   [教育談義]

このブログは、「2014年のセンター試験で現役合格をめざす」ひと、すなわち、現在高校1年生のひとに向けて作ったものです。やる気はあるけれど、情報が不足して、うまく勉強できないひとに、教材や学習方法を紹介していこうとしています。

それらの情報は、現在大学生のひとや浪人生のひと、現役合格に貢献した指導者の方たちに取材して、精選しているつもりです。有効に利用して、志望校に現役合格して貰いたいと思っています。

そして、ただ受験勉強だけをしろと言うのではなく、こんな若者がもっと育ってくれたらと思える衝撃が、数日前にあった事も伝えたいと思います。この話から、あなたの何かが変わってくれたらと期待します。
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卒業生に会う機会があり、教えた事があります。

学生に出来る事は勉強しかなくて、こんな時こそ余計な事をしている暇はない。馬鹿騒ぎの生活は避けるべきで、ただ専一に出来る事をやりこなす。勉強を徹底的にやる若者であるべきだ。東北が再興するには10年以上かかるわけで、10年かけて勉強して、役に立つ人間になれよ。そういう怒りにも似たものがある、という話をしました。

そんな日の夜-9月15日(木)-NHK9時のニュースで、階上(はしかみ)中学の生徒会長さんの答辞が流れて、打たれてしまいました。こういう立派な方がいるのだ。恥ずかしい、と思いました。
<気仙沼市立階上(はしかみ)中学校卒業式答辞>より◆ 「階上(はしかみ)中学校といえば防災教育」と言われ、内外から高く評価され、十分な訓練もしていたわたくしたちでした。しかし、自然の猛威の前には人間の力はあまりに無力で、わたくしたちから大切なものを容赦なく奪っていきました。 天が与えた試練というにはむご過ぎるものでした。 辛くて、悔しくて、たまりません。 しかし、苦境にあっても天を恨まず、運命に耐え、助け合って生きていくことが、これからのわたくしたちの使命です。 ◆階上中学校卒業生代表 梶原裕太
ニュース画面では答辞から半年後の梶原さんが映し出され、彼は高専でコンピュータの勉強をしていると言います。それは、津波で命を落とす人が一人でも少なくなる事を願い、予知システムを作りたいというのです。

おそらく梶原さんは成功すると思います。コトを成し遂げる方だと思います。理由は簡単で、他を恨まず運命を受け入れ、強い覚悟が出来ているからです。言葉尻に激しく、それが現れています。同じ高校1年生に向かっていて、私は、梶原さんのような若者を、ひとりでも多く生み出したいと思っています。

この答辞の全文を必ず探し出してきます。
言葉を吟味し、あなた自身と比較して貰いたいと思うのです。立ち上がって貰いたいのです。
自分の足で立ち、自分の頭で考える若者であって貰いたいのです。

壊れかけているこの国を救うのは、あなただからです。
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コメント 1

通りがかりのものです

私もこの答辞に感銘を受けた一人です。
歴史に残る名演説と言ってもいいでしょう。
おせっかいかと思いますが全文はこちらです。


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本日は 未曾有の大震災の傷も 癒えないさなか

私たちのために 卒業式を挙行していただき

ありがとうございます。


ちょうど 十日前の三月十二日。

春を思わせる暖かな日でした。

私たちは そのキラキラ光る日差しの中を

希望に胸を膨らませ、通いなれたこの学舎を

五十七名揃って 巣立つはずでした。



前日の十一日。

一足早く渡された、

思い出のたくさん詰まったアルバムを開き、

十数時間後の卒業式に
 
思いを馳せた友もいたことでしょう。

「東日本大震災」と名づけられる

天変地異が起こるとも知らずに・・・。


階上中学校といえば

「防災教育」といわれ、内外から高く評価され、

十分な訓練もしていた 私たちでした。


 
しかし、自然の猛威の前には、

人間の力は あまりにも無力で、

私たちから大切なものを 容赦なく奪っていきました。
 
天が与えた試練というには、むごすぎるものでした。
 
つらくて、悔しくてたまりません。


時計の針は 十四時四十六分を指したままです。

でも、時は確実に流れています。

生かされた者として

顔を上げ、常に思いやりの心を持ち、強く、

正しく、たくましく生きていかなければなりません。

 

命の重さを知るには、大きすぎる代償でした。

しかし、

苦境にあっても、

天を恨まず、

運命に耐え、

助け合って生きていくことが、

これからの 私たちの使命です。



私たちは今、

それぞれの
 
新しい人生の一歩を踏み出します。

どこにいても、

何をしていようとも、

この地で、

仲間と共有した時を忘れず、

宝物として生きていきます。


後輩の皆さん、

階上中学校で過ごす

「あたりまえ」に思える日々や友達が、

いかに貴重なものかを考え、

いとおしんで過ごしてください。



先生方、

親身のご指導、ありがとうございました。

先生方が、

いかに私たちを思ってくださっていたか、

今になってよく分かります。



 地域の皆さん、これまで様々な

ご支援をいただき、ありがとうございました。

これからも

よろしくお願いいたします。


お父さん、お母さん、家族の皆さん、

これから私たちが歩んでいく姿を

見守っていてください。

必ず、よき社会人になります。



私は、

この階上中学校の生徒で

いられたことを誇りに思います。



最後に、
本当に、本当に、ありがとうございました。


平成二十三年三月二十二日


第六十四回卒業生代表  梶原 裕太



by 通りがかりのものです (2011-10-07 03:30) 

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