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№8 合格や不合格体験記   [合格体験記]

№8  北海道大学 文学部2年 在籍

1.なぜ北大を選んだか?
 私の大学決定は、簡潔に言ってしまうと「消去法」でした。自分のこだわりがあり、駄目だと思う大学をひとつずつ選択肢から外したところ、北大しか残らなかった、という感じです。まず一番のこだわりは、興味のあった言語学について学べること。二番目に、学費が比較的安い国公立大学であること。そして三番目に、自宅から通える距離にあること。これら三つの条件を満たす大学が、北大でした。東京の大学を勧められたこともありましたが、やはり自分のこだわる部分は捨てられないと思い、進路は変えませんでした。

 ですが入学当初から北大に決めていたわけではありません。本気で進路を考え始めたのは二年の終わりで、それまでは私立よりは国公立かな、程度にしか考えていませんでした。でも、みなさんはもっと早く決めるべきだと思います。それは行きたい大学を決めて勉強する方がやる気が出ますし、試験対策もしやすいからです。

2.どうやって勉強したか?
 私は高校三年間、塾や予備校には通いませんでした。理由は簡単で、通う必要がなかったからです。普段の授業や定期テスト対策は、学校のワーク等で十分にできましたし、受験対策については一年時から進学講習がありました。国公立大だからといって、必ずしも塾や予備校に通う必要があるとは決して思いません。

 しかし、誰にでも苦手教科があると思います。実は私は一年生最初の面談で、「国公立はあきらめて私立に行きなさい」と言われました。入学してすぐの学力診断テストで国語と英語の成績は問題なかったのですが、苦手な数学がひどかったからです。この一言で、自分の進路の可能性を否定された気持ちになり、かなりショックを受けました。その日から私は、それを覆すべく勉強しました。

 その対策には公文式で対応しました。数学の基礎力をつけるため中学生の範囲からやり直し、計算の精度とスピードを上げました。私の場合、数学が苦手になった原因は高校から分からなくなったのではなく、実は小学校や中学校で習ったところができてないためだということがわかりました。ですから数学を克服しようと思うなら、まず中学でつまずいたところはなかったか、基礎の部分で、できていないところはどこかを探す。そしてそれを理解し、ミスなく出来るようになるまで繰り返し問題を解く。一見、遠回りに見えて、これが一番早い方法だと思います。

 しかし他の科目の対策についてはごく単純です。学校のワークと課題をしっかりやり、進学講習は出来るだけすべて受ける。先生方のおっしゃっている、「毎日の予習復習」「模試の復習」「地道に単語を暗記し語彙を増やす」「問題の量をこなす」、これらのことをきちんと実行していく。これに尽きると思います。例えば毎日の予習復習をすることで、授業で理解できなかったところを減らすことができましたし、問題をたくさん解くと、解き方のパターンがだんだん分かってきて、解くスピードが上がります。先生方のおっしゃることはやはり正しいのです。

 そうした結果、私は無事志望大に現役で合格することができました。つまり、たとえ高校入学時に成績があまり良い方でなくとも、一年のころからきちんと学習を続ければ、レベルの高い大学に合格するのは十分に可能であると思います。

3.辛いときは
 受験勉強が辛いと感じたことは多々ありましたが、自分の得意教科から勉強を始めたり、友達と話して気分転換をしたりしました。また、周りのみんなが一緒だったというのは一番の心の支えでした。クラスや部活の仲間が勉強している、頑張っていると、自然と自分も勉強するのが当たり前になってきます。「受験は団体戦」というのは本当だと実感しました。みんなで戦う、というのは強いです。

4.部活動について
 私は三年間合唱部とESS部に所属していました。兼部ということで、人の倍忙しかったですし、合唱部は引退が九月ごろだったので、運動部などに比べ不利な状況だったかもしれません。実際、勉強との両立が辛く辞めようかと思ったことも何度かありました。それでも私が部活を続けさらに大学に合格できたのは、部活動に大きなメリットがあったからだと思います。同じ部活の仲間と一緒に勉強を頑張ろうと励ましあったり、成績や判定を比べあい良い刺激を得たりできました。また部活に参加すること自体が、良い息抜きになりましたし、勉強に使える時間が限られていることで、より時間を有効活用し、短い時間で集中して勉強する習慣がついたと思います。決して部活動をあきらめる必要はないと思います。

5.大学生活について
 最後に北大における大学生活にも少し触れたいと思います。
 まず、高校に比べ自分の好きな勉強ができます。大学では授業の時間割を自分で作ります。必ず受けなければならない授業はありますが、そのほかは自分の興味・関心に合わせて好きな科目を選べます。北大では一年生は教養科目といって、自分の学部の専門に関係なく幅広い分野の勉強ができます。例えば文系の学部であっても科学の授業がとれたり、逆に理系でも文学の授業をとることが可能です。

 次に、北大祭の規模がとても大きく、高校の学校祭との違いに圧倒されます。南北に約1.2kmある北大のメインストリートいっぱいに、一年生やサークル団体の出店が立ち並びます。中には留学生が母国の料理を出す店もあり、様々な味覚を食べ歩いて楽しみました。一年生はクラス単位で必ず出店するので、その準備を通してクラスメイトと仲良くなれました。

 さらに、北大のキャンパスは緑豊かでとても広いです。北大生には移動のための自転車が欠かせません。春にはポプラの綿毛が舞い、夕方になるとあちこちからジンギスカンパーティー、通称ジンパの匂いが漂ってきます。しかし油断しているとカラスに肉をとられてしまうことも……!秋には銀杏並木が色づき、地面が黄色い絨毯のようになります。構内で一般の人が写生やピクニックをしている姿を見かけることも多いです。冬には白く雪化粧した木々の美しい姿を見ることができ、道外の学生には新鮮なようです。

 また、大学の夏休み・春休みは長く、約二カ月ずつあります。その期間でバイトをする人、サークルに明け暮れる人など、皆様々に楽しみます。休み中には集中講義という、普段の授業と違った合宿型の授業もあり、遺跡の発掘に行った友人もいました。

 北大には全国から学生が集まっており、全体の約八割が本州出身ですから知らない地域の話が聞けたり、違った価値観を学ぶことができます。留学生も多数おり、彼らと一緒にすべて英語で受ける授業もあります。
 みなさんも、北大に入って楽しい大学生活を送ってみませんか?ノーベル賞も、夢ではありません!
Boys, be ambitious!


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