So-net無料ブログ作成

リスク   [ことば]

『アウェーで戦うために (フィジカル・インテンシティⅢ)』 村上 龍/光文社
(p26)
 リスクを負うとは具体的にどういうことか、責任を持つとはどういうことか、責任を果たせなかった時にはどのようなコストをどのような方法で払うのか、そういった問題に明確にかつ簡潔に答えられる大人はきっと少ないだろう。そういう社会で、子どもたちはリスクや責任やコストの概念をどこで学べばいいのだろうか?

1年生諸君 よく考えろよ   [考え方]

   『アウェーで戦うために (フィジカル・インテンシティⅢ)   村上 龍/光文社   (p128-129)

 フリーターなどという便利な言葉がなかったころは、就職しないでアルバイトをすることに後ろめたさがあった。就職は絶対ではない。チャンスを待つことも選択肢の一つだろう。ただし、それはその人に何か専門的な技術か知識がある場合だ。

 「好きなことが見つかるまで、こうやってフリーターをやりながら、チャンスを待つつもりです」
 と言うようなフリーターにはきっと専門的な知識や技術がないのだろう。

 だが考えるとすぐに分かることだが、二十歳を過ぎて、好きなことが見つからないと学校にも行かず、これといって訓練も受けていない人間に、どういうチャンスが訪れるというのだろうか。

 残念ながらほとんどのフリーターには未来はない、というアナウンスがないのはどうしてなのだろうか。わたしたちの社会は、ミもフタもないこと、事実を率直に言うことを嫌うが、それはどういう歴史に基づいているのだろうか。

 人生はやり直しがきかない、というアナウンスはなぜ人気がないのだろうか。できるだけ小さいときから好きなことを見つける努力をして、知識や技術を得ると、人生には大きなアドバンテージがある、というアナウンスがこれほどまでに不足しているのはどうしてだろうか。
 人生はやり直しがきかない。
 できるだけ小さいときから好きなことを見つける努力をしろ。

DUO DUO DUO   [学習法]

1年生諸君、始めよう。    

冬休みから DUO を開始しましょう。もう早くはない時期です。
やっぱりこの教材を勧めます。

紹介と使用法の記事は、ここ
http://ben-bu242528.blog.so-net.ne.jp/archive/20110914

DUO.jpg

1年生も終盤なら始める。単語力が勝ち目の分かれ目だ。

Best Books of 2011
Best Books of 2011 和書・洋書の年間ランキング発表  2011年間ランキング>ダイエット・料理・絵本・英語ほか  
Amazon で DUO 3.0(¥ 1,260)が、第1位に輝いていた。私の注文だけで40冊はいったので、ランキング入りには貢献している。

青チャートを3ヶ月で再び終了させる   [学習法]

青チャートⅠ+A〔ワイド版〕を2年進級までに終了させる

080823-3.jpg

数学Ⅰ 基本例題111題、それに続く練習111題
    重要例題19題(コンパスマーク3個以下のもの)、それに続く練習19題
    EXERCISESの難易度③以下のもの87題
    合計347題

数学A 基本例題93題。それに続く練習93題
    重要例題11題、それに続く練習11題
    EXERCISESの難易度③以下のもの54題
    合計262題

数学Ⅰ+数学A合計で609題です。

・ 平日は2題以上(問題の難易度によっては4題いける日もありますね)、休日は4以上です。

・ このペースを絶対に崩さなければ2年生になるまで1冊終了します。

・ まずは、1冊しっかり終わらすこと、あっちもこっちも手を出さない。

・ 次に、問題の解き方が重要。すぐに解法が見つからない場合、少なくとも5分以上考えること。そして解答解説を読んで構いませんが、納得できたら、自分で解答を最初から最後まで書き上げられるようにする。

・ 途中で解答の手が止まってしまったら、解説を読み直すこと。そこがよく理解できていなかったのですから、貴方にとって重要なポイントです。

・ 今度こそよく理解したと思ったら、もう一度、最初から最後まで答案を書き上げて1題終了です。

※ 残った、重要例題のコンパスマーク4個以上、EXERCISES難易度④以上のものは一冊終了   してから、2週目で解きましょう。

Best Books of 2011   [教材紹介]

Best Books of 2011 和書・洋書の年間ランキング発表  2011年間ランキング>ダイエット・料理・絵本・英語ほか
Amazon で DUO 3.0(¥ 1,260)が、第1位に輝いていた。私の注文だけで40冊はいったので、ランキング入りには貢献している。

DUO.jpg
出版社/著者からの内容紹介
日本の「いろは歌」をヒントに、現代英語の重要単語1600語と重要熟語1000語を重複なしで560本の英文に凝縮させました。昔は560本の例文からは560語の重要語しか覚えられなかったものが、DUOならわずか560英文で標準レベルの単語集1冊分の単語+熟語集1冊分の熟語が完全にマスターできます。

どうやって英語を勉強したら良いですか?   [合格体験記]

こんにちは。
 「どうやって英語を勉強したら良いですか?」

 英語の勉強は、常に日本人にとって悩みの種です。リスニング、リーディングやることも多いです。「英語を取得するのは無理」と言う人も居るかもしれません。そんな悩みを反映してか、どうやって勉強したら良いかの方法論はたくさん本が出回っています。

 個人的には、各自の苦手分野も異なるので、勉強方法は人それぞれだと思います。そのため、「ベストな英語の勉強方法」をいうのは存在しないと思っています。今回は、どんな心構え、モチベーションで英語を勉強していけば良いのかということについて書いていきたいと思います。

 まず、英語は簡単、という点についてです。なぜ英語は世界で広く話されているのか? 参考までに、英語のネイティブスピーカー(英語が第一言語)の人は3億人で、これは中国語、スペイン語に次いで3番目に多い数字です。

 しかし、この3億人という数字に英語を二番目の言語(つまり私たちのように外国語として学んでいる人など)として使っている人の人数を足すと、18億人という数になります。これはもちろん世界一。

 英語が広まった理由は色々あります。一番大きな理由は、英語が勉強しやすい、身につけやすい言語だということだと思います。もちろん、アメリカの影響力というものもあると思いますが、もし英語が難しすぎたり複雑すぎたりしたら、今日ほど英語話者は存在しないと思います。つまり外国人でも英語を取得できる、ということです。

 次に、失敗を恐れない、という点について。人生は何かに挑戦するのを躊躇したりするには短すぎる、と私は思います。迷うなら、チャレンジした方が絶対に良いです。これは、自分の外国語勉強経験から学んだことです。これまでにいくつかの外国語を勉強してきて、数えられないほど間違えました。しかし、間違えて使った表現や単語ほど覚えている、ということです。

 間違いを恐れないで、と勧めているのは日本人である私だけでなく、外国人の友達も言っています。というより、彼らは間違いをほとんど気にしていません。

 ある日、アメリカ人の友達が或る高校を訪れたとき、その高校の生徒は英語に関する知識を持っているにもかかわらず、あまり英語を話そうとしないのを不思議がっていました。

 私は「彼らは間違えるのが怖いからだ」と説明しておきました。すると、「怖がらないで。あなたを咬まないから!(もちろんジョークです)」と言うようになりました。この日以降、色々な日本人に会うたび、このフレーズを言っていました。これらの例からも、間違いを恐れることに関して神経質になりすぎている、ということが分かると思います。

 目標は高く、ということです。高校生である今、一番近い目標は志望校に合格する、ということだと思います。しかし大学に合格することを人生の目標、最大の目標にはしないでください。

 大学へ行くのは人生の道の途中です。自分の人生の目標、例えばそれは将来やりたい仕事だったりプロジェクト、を達成する一つの方法が大学に行くというだけです。これは英語の勉強にも言えることです。英検2級合格、とかTOEFLで90点越える、というのは道のりの通過点です。

 留学したい、海外の大学で勉強する(学位を取る)という大きな目標を達成するための、一つの方法が英語の勉強(資格取得)なだけです。

 私の例で言えば、「世界市民になる」という大きな夢があります。あまりはっきりしていないですが、国境や国籍に関係無く、色々な人と協力して何かを成し遂げたいと考えています。そのために、外国語が必要、と考えています。

 外国語の取得は最終目標では無く、あくまでも自分の目標達成に必要なスキルであるだけです。だからこそ、今の自分の英語力や偏差値で目標を設定するのでは無く、自分が何をやりたいのか明確にし、そこから自分に必要なものを考えてください。もし今、自分がそこに到達する力がないのなら、その大きな目標に向かって努力してください。

 最後に、みんなの成功を祈って、すばらしい言葉を贈りたいと思います。「青春時代は訪れるが、人生で一度きりである」

幸運を祈って  AMY  (原文は英文)



頑張らなくていい   [ことば]

『だまされないために、わたしは経済を学んだ』 村上 龍/NHK出版

(p109-p110)
 頑張ってという言葉は曖昧です。だいぶ古い話ですが、昔、小森和子という映画評論家が、テレビで、映画が終わったあとに、「来週はモアベターよ、あなたも頑張って」とカメラに向かって言っていたことを思い出します。

 「頑張って」は日本でもっとも頻繁に使われている激励の言葉でしょう。労働組合の集会のシュプレヒコールから学校の運動会の応援まで、使い方は非常に幅広く、便利な言葉ですが、使えない場合もあります。しかしそれは、鬱病患者には「頑張って」と言ってはいけないというような意味ではありません。

 「会社を辞めて独立しようかと考えてるんだけど」という相談を受けた場合には、「頑張って」とは言えません。決断に際して考慮中の相手には使えないということです。
 「今の仕事は向いてないようだから、辞めようと思うんだ」
 「総務のA君だけど、例の問題で辞めてもらおうと思う。本人には明日、伝えるんだけどね」
 「考えたんですけど、このグループから脱退させてもらおうと思います」
 「将来のことは分からないけど、このままではおれたちダメになってしまうんじゃないだろうか」
 以上のような受け答えの時にも、「頑張って」とは言えません。

 「頑張って」という激励が成立するためには、相手が何かをすでに始めていてそれが継続されている、という前提が必要です。「頑張って」という激励がもっとも効果的なのは、救助を待ちながら命綱にぶら下がっているような場合です。またリハビリを受けている患者、冬山で遭難して空腹と寒さで眠ってしまいそうになっている友人、綱引きをしている人々などが「頑張って」の対象として最適なのだと思います。

 外部の変化に対応して、これまでやってきたことや考え方を変えようとしている人間やグループにはあまり向かない言葉ではないでしょうか。
 「頑張らなくてもいいからレポートはもっと正確に書け」
 「頑張らなくてもいいから絶対にこの企画は通せ」
 「頑張らなくてもいいからこのイベントだけは成功させてくれ」
 そういう言い方がわたしは好きです。要は、「頑張って」という言葉を使うことで目的が曖昧になってしまうリスクは決して小さくないということ。

ガツンと一発かまして逃げ切る   [考え方]

講習(12/22~26)、実力テスト(1/13)、進研模試(1/21)
1月進研模試は平均点がダウン。これはチャンスだ!
 「やるべきことが次々とあって休めない。」そう思うかもしれないが、ここはプラス思考で考えよう。

 1年生の冬休み、どこか気が弛んでしまう高校生が多い。実際、1月に行われる進研模試の全国平均点は11月と比較するとぐっと下がっている。

 まだ大学入試まで2年あると思ってしまうのだろう。これはチャンスだ。本腰を入れて学習に取り組めば、確実に差をつけられるということ。

 2年3年と進むにつれ誰もが受験を意識します。そのあたりでは気が弛むこともなく、みんながゴールに向かって走っている状況だ。つまり、その時期からは差がなかなか埋まらないということ。1年の冬でつけた差が、どうしようもない差となってしまうはず。

 本気になっている高校生が少ない今がチャンス。ガツンと一発かまして逃げ切ってしまえばこっちのものさ。

小論ノートを作る2   [小論対策]

『奇跡的なカタルシス (フィジカル・インテンシティⅡ)』 村上 龍/光文社

「思考パターン」を手に入れましょう
(p114)   「個人」として意志を持って生きていれば、出会うべき人とは出会うし、好きなものも自然に見つかる。
(p159)   この国には理念や原則がないので、日本人独自の文化やものの考え方というのは実は存在しない。あえて言えば、理念や原則がないという原則がある、ということになる。まわりをよくうかがって、自分の利害に支障のないような判断をしなければいけないということだ。思ったことや考えたことを直接的に発言すると、この国ではろくなことはないのだよ、というのが日本文化の基本だ。
(p164-165)   これまで日本では個人で決定を下す訓練を子どもに課す習慣がなかった。個人の決定に際して個人のリスクと責任が発生することも教えられていない。大前提的に集団・共同体というものがあり、それにまず従うことだけを小さいときから教えられる。集団や共同体に大きな目標がありそのモチベーションに揺るぎがない時代には、そのほうが生きる上で有利だった。◆個人としてリスクを負い、技術を磨き、自分で選択し決定し責任を負うための訓練というのは、集団の利益に反するのだろうか。
(p167)   フォア・ザ・チームというのは、チームの勝利に個人が貢献することであって、集団の中に自分を埋没させることではない。

小論ノートを作る   [小論対策]

【小論対策】 「小論対策と言えば聞こえはいいが、要するに、何を書きたいのか「書きたいものの核」になる部分がなければ書けないのである。書き方の問題ではなくて、書くべき何ものかが、あるか、ないか、である。それを普段から鍛えるには、誰彼の文章を読んでいて、良いと思ったものを抜き出すという作業を積み重ねることである。そしてノートに抜粋してまとめておく。
【小論ノート】 自分流の小論ノートには、良いと思ったものの抜き書きがある。たとえば、下の文章は決して上品とは言えない文章だが、言おうとしていることの核になる部分は論理的である。抜き出しておいて、「文化」などと仮のタイトルをつけておく。時折見返して、発酵するのを待つのである。自分流の「思考パターン」をいくつも手に入れておくと、文章を書くのが楽になる。

『1987-1991 村上龍全エッセイ』 講談社文庫/村上龍/1991年12月15日 第1刷発行
(p238-239)
 文化という言葉は、ヨーロッパのためにあるような気がする。
 それでは、文化とはどう定義すればいいのだろう?

 フェラーリがイタリア文化の代表という言い方には、とても説得力があるが、トヨタが日本文化かというと疑問が残ってしまう。
 伝統の問題だろうか?
 それもあるが、それだけではない。

 私個人の意見だが、まず大切なのは、「際立つ」ということだろうと思う。
 際立つ、つまり、自ら、違いを明らかにして、なおかつ、美しいということだ。
 「○○○はあなた方の価値観とは少し違っているかも知れないが、これも美しいのだ」と、自己主張をすることだと思う。
 それも、相手に理解して貰えるコードで。
 しかも、何十年と続けて・・・。

 日本の東北地方に何百年と伝わる何とか踊り、などというのは文化にはなり得ない。
 日本の祭のほとんどは文化ではない。
 それは他者の理解を求めるものではなく、その昔、圧政と貧乏に苦しんだ自分たちが勝手に楽しむために始めたものだからだ。

 文化というのは、ある種の働きかけだと思う。
 そして、その働きかけの中心にあるのは、「美」と「快楽」である。

 人間にあって、動物にはないもの、それは理性などではない。
 理性というのは、禁止の認識だから、ムチでぶっ叩けば犬だろうがライオンだろうが豚だろうが、簡単に覚えることができる。

 美意識、これを動物に教えることはできない。
 人間に近いとされるチンパンジーのオリバー君に、ゴッホやセザンヌはわからない。
 快楽もそうだ。
 ポルシェ959に豚を乗せても、豚はただ怯えてピーピー鳴くだけだろう。